
訪問してくださり、ありがとうございます!!
はじめに
この記事では、第21回パンシェルジュ検定の過去問(問71~80)とその解説をいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは。
先日、パンシェルジュ検定を受けてきました。
当記事では、私が受けた年に出題された過去問について載せました!
回答のあとに、軽く解説を載せています。
※個人で作成している記事なので、責任等は負いかねますので、ご了承ください(;´・ω・)
それではどうぞ!
第21回パンシェルジュ検定の過去問(問71~80)
問71
「サワー種法」は、ライ麦と水から種を起こし、種つぎを繰り返す製法だが、最初に作る「初種」のことを何というか。
①モンハイマーグート
②グルントザワー
③ハイデルベルグード
④アンシュテルグード
②の「グルントザワー」は二段階法のこと
問72
粉の20%〜40%に同量の水とイーストを加える「液種法」は、19世紀前半にどこの国で誕生したか。
①ポーランド
②ドイツ
③イギリス
④アメリカ
液手法は、別名「ポーリッシュ法」「水種法」と呼ばれている
問73
次のうち「老麺法」に関する記述として正しいものはどれか。
①発酵力が安定しない
②温度管理が簡単である
③独特の酸味と甘みがでる
④イーストは使わない
ちなみに「老麺法」とは、老麺(イーストを使って作った中種を一晩かけて低温発酵させたもの)を10~20%新しい生地に混ぜて使う製法のこと。
問74
次のうち、「ベイカーズ・パーセント」を計算する式として正しいものはどれか。
①知りたい材料の分量÷粉の分量×100
②知りたい材料の分量÷水の分量×100
③粉の分量÷知りたい材料の分量×100
④水の分量÷知りたい材料の分量×100
「ベイカーズ・パーセント」とは、配分率の名称。
材料の大半を占める分量を100とし、その他の材料の分量をパンの配分率(ベイカーズ・パーセント)によって計算している。
問75
次のうち、パン生地を作る時の材料の下準備として適切ではないものはどれか。
①材料は正確に計量する
②ドライイーストは予備発酵させておく
③バターは冷蔵庫に入れて冷やしておく
④水温は季節に合わせて調節する
正しくは、バターは常温に戻しておく
問76
次のうち、開封後のイーストの保存方法について正しいものはどれか。
①密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存する
②密封容器に入れ、温かい場所で保存する
③通気性の良い陶器に入れ、冷蔵庫で保存する
④通気性の良い容器に入れ、常温で保存する
問77
次のうち、パン生地のこね方の注意点として正しいものはどれか。
①バターは生地をこねる前に加える
②力を抜いて軽くこねる
③長時間かけずに集中してこねる
④こね終わったら生地を平たくならす
パン生地が乾燥してしまわぬよう、ダラダラと時間をかけずに集中してこねること。
問78
次のうち、薄力粉と強力粉を見分ける方法として有効なものはどれか。
①粉をふるいにかけてみる
②粉を手のひらでぎゅっと握ってみる
③粉をフライパンで炒めてみる
④粉を冷凍庫で冷やしてみる
粉をぎゅっと握った際に、指の跡が残り、ひとかたまりの状態になるのは「薄力粉」
対して、跡がつかずサラサラした粉のままのものが「強力粉」
問79
一次発酵では、生地が約2倍に膨らむまで発酵させるが、どのくらいの時間で行うのが適当か。
①2~3分
②10~20分
③30~60分
④90~120分
一次発酵にも様々な方法がある。
・「湯せん」で発酵の場合
⇒30~60分
・「室内」で自然発酵させる場合
⇒約60分
・「オーブン」の場合
⇒30~60分
問80
一次発酵を、室内で自然発酵という方法で行う場合、室温は何℃くらい保つといよいか。
①16℃
②23℃
③30℃
④37℃
一次発酵の適温が「30℃」とされている
他の問題を参照したい方は、こちらもどうぞ!
過去問まとめ記事
以上です!