
訪問してくださり、ありがとうございます!!
当ブログでは「トーストを使ったレシピ」をご紹介したあとに、
レシピで使用した食材等の「豆知識」を解説するスタイルでお届けしています。
はじめに
この記事を読むと
●「メレンゲトースト」の作り方
●朝礼ネタにも使える!「メレンゲ」の豆知識
を知ることができます
こんにちは。
食パンと卵の組み合わせって最強ですよね!
色々作ってみていますが、
なんだかんだ、トーストと言えば・・たまご!
って思っちゃったりして。
そんなわけで、本日は卵を使ったトーストです。
また、記事の最後には「メレンゲ」に関する豆知識も載せたので、
気になる方は最後まで見ていってくださいね!
では、まずレシピから見てみましょう!
メレンゲマヨトースト☆
【レシピ編】「メレンゲトースト」の作り方
材料
●食パン(6枚切り)1枚:約20円
●卵 1個 :約15円
●マヨネーズ 大さじ1杯 :約5円
⇒合計:40円で1人分の「メレンゲマヨトースト」を作ることができます!
作り方
①食パンを窪ませておく

②卵を割り、卵黄と卵白分ける(卵黄はボールに入れる)
③卵白をハンドミキサーで1分程まぜる
④マヨネーズを足して、更に10秒混ぜる
※先に卵白とマヨネーズを混ぜてしまうと、泡立ちが悪くなるため、ある程度メレンゲができてからマヨネーズを足すようにします。また、マヨネーズを足したあとは泡立ちが小さくなるため、10~15秒程度にさっと終わらせます。

⑤食パンにメレンゲを流しいれ、真ん中に卵黄を乗せる

⑥トースターでメレンゲに焦げ目がつくまで焼く
⑦完成!

実際に作ってみて
できたトーストにかぶりつくと・・
メレンゲ部分っがフワッフワッとろッとろッ!!
そして、マヨネーズのほんのりとした塩気が感じられて、とっても美味しいです🤤
そして、真ん中にいる卵黄は。。
半熟トロトロなので、とっても贅沢 ><
正直、卵を乗っけるだけでも十分美味しいですが・・
ひと工夫するだけでも食感も変わるので、
「ちょっと今日はひと手間加えてみるか!」
って思ったら是非作ってみてください💡
※卵黄部分は非常にこぼれやすくなっているので、食べるときは要注意です!

トーストに関する内容は以上です。
以下に「メレンゲ」に関する豆知識も載せたので、気になったら読んでみてください!
【朝礼ネタ編】メレンゲに関する豆知識
最後に「メレンゲ」に関する豆知識について解説していこうと思います。
朝のスピーチのネタがない方、
豆知識として知っておきたい方・・
是非、読んでみてくださいね!
もくじ
●そもそも「メレンゲ」とは・・?
●卵白は、なぜ泡立つのか
●メレンゲと「砂糖」は仲良し? メレンゲと「油分」は犬猿の仲??である件。
●まとめ
そもそも「メレンゲ」とは・・?
そもそもメレンゲって何・・?
という方に向けて説明すると、
メレンゲとは、卵の「卵白」を泡立てたものを指しています。
最初にレシピを見てくださった方ならなんお気づきかもしれませんね!
今回は、卵白にマヨネーズを足してつくりました。
しかし・・
本来は砂糖を一緒に入れることで泡立ちを保つ働きをしてくれたり、
油分を入れると、泡立ちが悪くなったり・・
少々コツが必要。
そう考えると、
マヨネーズを加えた今回のレシピは結構むりくりメレンゲさんなんです。。
※マヨネーズは油ですからね・・(;’∀’)
作ってみるとわかりますが・・
マヨネーズを入れる前のメレンゲは、一瞬、泡立つんですが、マヨネーズを入れると水っぽく戻ってしまうのがわかるかと思います。
卵白は、なぜ泡立つのか
ここで、ちょっとソモソモ論。
なんで、卵白があんなに泡立つのか不思議に思いますよね。
混ぜる前はちょいどろっとした液体状の卵白が
なぜ、あれほどまでに泡立つのか・・
その答えは、卵白に含まれるたんぱく質が、空気を抱え込むためです。
その卵白が空気を抱え込む性質を・・
専門用語で起泡性と呼びます。
そしてその状態(泡立った状態)を安定させることができるのはなぜか・・
それは、タンパク質が空気に触れることで性質が変化し、タンパク質の硬い膜ができるためです。
空気に触れることで性質が変化する現象のことを・・
専門用語で空気変性と呼んだりします。
卵白は、起泡性と空気変性の両方を兼ね備えているため、
混ぜることで「メレンゲ」として、新しい物質に変化するということなんです。
メレンゲと「砂糖」は仲良し? メレンゲと「油分」は犬猿の仲??である件。
卵白がメレンゲに変化する原理がわかったところで・・
先程、こんなことをお伝えしましたね。↓↓
>本来は砂糖を一緒に入れることで泡立ちを保つ働きをしてくれたり、
>油分を入れると、泡立ちが悪くなったり・・
「砂糖は泡立ちを保ち、油分は泡立ちが悪くなる」
それはなぜなんでしょうか・・
順番に解説していきましょう!
メレンゲと「砂糖」は良い関係。(ただしコツは必要)
ひとまず、卵白自体には泡立つ成分が含まれていることはわかったかと思いますが、
実はそこに砂糖が加わると最強です。
その理由は、砂糖は「泡立ちを安定させる効果」があるためです。
どういうことかと言うと・・
砂糖には水分を引き付ける性質があります。
そして、水分と合わさることで粘化する性質も持っています。
この「水分と合わさることで粘化する」という部分が重要。
メレンゲの話にちょっと戻ると・・
卵白にはタンパク質だけでなく、水分も含まれています。
そして卵白を混ぜて発生した気泡(タンパク質が空気を抱え込んでできたもの)の周りには、当然水分も存在します。
そう、この気泡の周りにある水分と合わさった砂糖が粘化⇒気泡を安定化させる
という働きをするのが砂糖なのです!
「じゃあ、卵白に砂糖を入れれば、きれいなメレンゲができるのか!」
・・と思いますよね。
しかし、砂糖を入れる際、ちょっとした注意点があります。
それは、メレンゲになる前から砂糖をいれてはいけないということ。
なぜかというと・・
泡立つ前に砂糖を入れると先に粘化してしまい・・
気泡を作るのを邪魔してしまうためです。
・・え、じゃあどうすればよいの??
っておもいますよね。
作戦としては、
メレンゲができてからちょっとずつ砂糖を足しながら作る
というのが望ましいです。
キレイなメレンゲに仕上げたい場合は・・
卵白の状態からいきなり砂糖を入れるのはNGです。
メレンゲと「油」は微妙な関係。
メレンゲとお砂糖が仲良しなのはわかりましたね。
では逆に・・
仲がよろしくない「油」についても解説していきましょう。
なぜ、油を入れると泡立ちが悪くなるのかというと・・
油は、卵白を混ぜて発生した気泡(タンパク質が空気を抱え込んでできたもの)を壊してしまうためです。
つまり、入れるタイミング等の問題ではなく、そもそも入れちゃいけないってことなんですよね・・
今回のレシピを見て作ってくださった方ならお気づきかもしれませんが、
一度メレンゲになったものにマヨネーズを加えると・・
水っぽくなる⇒しぼむ。
せっかく作ったメレンゲが元に戻りかけます。
しかし、どうしてもメレンゲを使ったトーストが食べたかったので・・
無理やりレシピ化しました・・(笑)
まとめ
最後に簡単におさらいです。
●メレンゲとは「卵白が泡立ったもの」を指している
●卵白が泡立つのは、卵白に含まれるたんぱく質が「空気を抱える性質」を持っているため
●卵白の泡が残るのは、卵白に含まれるたんぱく質が空気に触れると「硬い膜」ができるため
●泡立った卵白に砂糖を加えると、より安定したメレンゲになる
●油はメレンゲの「泡」を壊す成分がある

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!!