【朝礼スピーチ】なぜ必要か考察【メタ思考トレーニング】より

メタ思考トレーニング 朝礼スピーチ
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ぱんちゃん
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本記事の内容

細谷功さん著書の「メタ思考トレーニング」から学んだこと

●本書の学びを得て、「なぜ朝のスピーチが行われるようになったのか」を考察

⇒スピーチなんて意味あるの?と考えている人のモチベーションに繋がればよいなと思っています

ご了承ください

本記事は、「メタ認知トレーニング」の話から、「朝礼スピーチ」の話に飛ぶ流れとなっています。読んでくださる方の中には、「この2つに一体どんな繋がりが・・?」と感じるかもしれません。ちょっと不思議な組み合わせになっているので、読みづらいと感じる方は読みとがしてください。

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「メタ思考トレーニング」から学んだこと

こんにちは。

最近「メタ思考トレーニング」という本を読みました。

本書は、タイトルのとおり「メタ認知」がテーマになっているもの。

「もう一人の自分の視点で自分を客観視しよう」という話から始まります。

凝り固まった視点を、多角的に見れるように、「1つの視点からモノゴトを見ていこう」ということを伝える内容になっています。

こちらの本を読み、実践していくことで、

物事に対する「本質について考える」癖をつけることができる一冊となっています。

(読んで満足ではダメですよ!実行し、少しずつ、だが着実に思考の癖を変えていく必要はあります。)

例えば本書でこのような事例が登場します。

「ドローンについて調べて報告してくれ」という依頼があった場合、どうするのか、ということ。

(みなさんだったらどうしますか?という問いです。)

その時のアクションとして、「調べたり、人に聞いたり・・」という発想になる人が多いと思います。(依頼事項を解決するために素直に実行するパターンですね。)

しかし、著者はその時、起こすべきアクションについて、このように語っています。

「そもそもなぜドローンについて調べる必要があるのか?」というように、問題そのものに疑問を持つ姿勢が必要だということ。

そうすることで、依頼してきた相手が無意識的に語らず、表面化していない真の目的(本書では、「上位目的」と表現しています)に辿りつくことができるためです。

先程の例でいうと、「ドローンについて調べて報告」ということ自体だけが目的なのではなく、その先に考えていることがあるということです。(なぜ依頼主が、ドローンについて調べたいと思っているかということです。)

本書を読んで、あぁなるほど・・と思いました。

私の仕事の経験と被るものがありました。

その時の経験をちょっと話すと・・

あるとき、他部署から電話が掛かってきて、「〇〇について調べてほしい」という依頼がありました。

依頼通りに事を進めたところ、

「せっかく調べてくれたんだけど、そういうことじゃなくて・・・こうで、あーで・・・」

といったような返答が返ってきました、要するに、調べた内容が検討違いだったということです。

結果的に手戻りになりました。

慣れない仕事だったことがあり、そのようなことが頻繁に起こりました・・。

そんな私を見かねた上司が、次ようなアドバイスしてくださいました。

「依頼を引き受ける際は、なぜそのような依頼をするに至ったか、依頼背景を聞くようにしなさい」

「うざがられても、自分がちゃんと理解できるまで聞き返しなさい」と。

その時、自分には依頼の真の目的(=本質)を理解しようという努力が足りなかったことに気づきました。

そして、そのアドバイス通りに仕事を進めるように、少しずつ矯正していきました。

(理由を探らず、「わかりました」とすぐに引き受けてしまうは癖は、そう簡単に抜けなかったので、なかなか大変でした・・)

その結果・・以前よりも仕事がスムーズになりました。

本当にそのときの上司には感謝しかありません。

そして今になって思うことがあります。

その方の依頼してくるまでの経緯を知らないと、調べる観点がどこなのかも定まりません。

背景を知らない状態であれこれ調べたところで、依頼主に対して、的外れな回答しかできないのです。

めちゃくちゃ簡単にまとめちゃうのですが・・

×相手「こうしてください」⇒自分「了解です」

相手「こうしてください」⇒自分「どうしてこうしてほしいのですか?」⇒相手「なぜなら・・」

何が言いたいのかと言うと、依頼があった場合は、すぐに「Yes」と返答するのではなく「Why?」と言えることができるだけでも、「メタ思考」の第一歩だと思います。

私の解説はあまりにもざっくり、そして自己解釈が入っているので、

詳しくは本書「メタ思考トレーニング」を読んでほしいです。

スピーチがなぜ行われるようになったのかを考察

さてさて、ここからがスピーチの話。

なぜ、先程の本書の流れから、この話をしようと思ったかというと、「メタ思考」があらゆることに応用できると思ったためです。

そして当ブログで最近ちょっとテーマになりつつある「スピーチ」について、

ちょっと語れたら良いなと思いました。

メタ思考とスピーチを掛け合わせると・・

「スピーチがなぜ行われるようになったか」を考察するというテーマにたどり着きました。

私の頭の中はこうです。

「スピーチをする」という、表面的な目的がある

   ↓

そもそも、なんでスピーチなんてあるんだ??

   ↓

仕事の時間を割いてまでやるのだから、仕事に直結する理由があるはずだ!

ここからはあくまで仮説を語ることになりますが、スピーチを実行する真の理由がわかれば、「スピーチなんて時間の無駄!」「やりたくないー」と考えてしまう方のモチベーションupになるのではと考えました。

(ただし、モチベーション低い人はそもそも、当記事にたどり着くかは疑問です。(笑))

またまた私の経験談も絡めて、「スピーチが行われるようになった背景(理由)」を考えてみたいと思います。

スピーチはなぜある?個人的解釈

スピーチはなぜある?について、個人的に出した結論なんですが・・

①伝える力を鍛える

②職場の雰囲気を和ませる

(他にも、コミュニケーション能力を磨くとか、人前で話すことに慣れる・・といった理由も浮かびましたが、この2点に焦点を合わせたいと思います。)

私自身、過去に朝礼がある会社に勤めていて、更にスピーチの順番が回ってくるのが本当にしんどかったです・・。

「なんでこんな時間の無駄なことやってんだろう・・」と考えたことがあります。

ですが、自分がスピーチをしたときのことを思い返すと、上記2つのような結論にいたりました。

詳細を解説していきたいと思います。

①伝える力を鍛える

こちらはどういうことかと言うと、「自分本位にならない話し方を知り、相手の目線にたって、わかりやすくなるように話す力をつける」という意味で書きました。

具体例を書きますね。

例えば、普段の会話(仕事上の会話でも良いですが)で、自分が聞き手の立場に立ったときのことを思い返してみましょう。

時々、

「この人、一体何の話をしているのだろう・・?」と感じることってありますよね。

(つまり、話の内容が飲み込めない状況)

なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか・・

その時、話し手と聞き手の中に起きていることが以下の通りです。

話し手:自分の中の常識(当たり前)があり、その常識に沿って話を進めている。

聞き手:話の前提となる内容について、ぽっかり穴が開いちゃっている状態。前提がわからないから話の内容についていけない(理解できない)

お分かりでしょうか・・

上記の状態を、「話がかみ合っていない」という表現もできそうです。

その解決策として・・・話し手の人は、聞き手の人に対して、「前提となる情報」を先に伝えてあげる必要があるのです。

ここでスピーチの話に戻るのですが・・

朝礼スピーチは、おそらくテーマが自由な会社が多いと思っています。

そしてテーマが自由だからこそ、スピーチで語られる内容に関する前提知識を持っていない聞き手も多くいるはずです。

(もちろん話す内容にもよるかもしれませんが。)

だからこそ、聞き手の立場、目線に立って、「どうしたらわかりやすく話せるのか」ということを考える機会になるのです。

そして、スピーチは普段の会話と違って「準備」することができます。

つまり、ここの準備段階で「どうやったら誰にでもわかりやすく伝えることができるのか」という視点で話の構成を考えることができますよね。

「準備」という段階があるからこそ、普段の会話ではなかなか気づけない視点「どうやったらわかりやすい?」を考えることができます。

そして、最終的にはわかりやすい話し方の構成を「癖付け」することができると考えています。

私自身もスピーチを通して、話す時の構成をちゃんと考えるようになり、伝える力が成長したと感じています。

会社としてもこの「伝える力の向上」は、スピーチを行う裏の目的なんじゃないかと考えます。

②職場の雰囲気を和ませる

これは職場によりけりなのかもしれませんが・・。

こちらを考えた理由として、経験上、話した内容によっては社内が笑いにつつまれたり、スピーチが終わったあと、関連する内容で雑談が行われたり、職場の雰囲気が和やかになるのを感じていたからです。

朝、テンション低い人も、ほぐれていくのを感じる瞬間でもありました。(すべてのスピーチに該当するわけではありませんが。)

あとは・・

普段仕事上でしか接しない人の以外な一面が見えて、話しかけやすくなったり・・

そういった積み重ねで、社内の雰囲気が作られているなぁと感じていました。

会社は仕事をする場所と言ってしまえばそれまでですが、そういった良い雰囲気づくりは、会社の居心地にもつながりますよね。

成長という観点ではありませんが、スピーチには雰囲気を作るための力があると思っています。

最後に

いかがでしたでしょうか。

メタ思考の話から、スピーチの話とちょっと飛躍した記事になってしまいましたが・・

スピーチに話からも「メタ思考の重要性」を感じ取っていただけたら嬉しいです。

ぱんちゃん
ぱんちゃん

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!!

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